食べる

新型栄養失調

厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると、
65歳以上で16%、80歳以上では2、3割が低栄養傾向にあるそうです。

 

3食きちんと食べているのに栄養失調になる人が増えています。
こうした現代型の栄養失調は「新型栄養失調」と呼ばれます。

高齢者に限らず、おそらく現代生活を営む多くの人が
食べているのだけれど、栄養不足という状態なのではないかしら。

というのも、私自身もそうだったからです。
食べているつもりでしたが結果として病気になり
栄養がまるで足りてなかったということを身を以て知りました。

 

疲れやすい

風邪をひきやすい

便秘や下痢

吐き気がする

胸が痛む

冷え性

神経過敏

髪が抜けやすい

アザが良くできる

顔色が悪い

肩こり、腰痛、背中の痛み

むくみがある

食欲不振

動悸、息切れ

頭痛、頭重

月経の異常

注意力低下、イライラ

歯茎の出血

湿疹ができやすい

 

このような症状を感じる方も
その多くは栄養不足からきていると考えられます。

 

特に、絶食やベジタリアンを長期間続けていた方は
代謝機能が落ちてしまっており
(つまり、からだの消化吸収能力が落ちてしまっている)
一度落ちてしまうと、あげるのはとてもむずかしいことなのです。
ベジタリアンをやめて数年たっていても、代謝能力はなかなかあがりません。

そのような場合は、サプリメントが助けになります。

 

サプリなんて・・・と思われる方もいらっしゃると思います。

私もそうでした。

ちゃんと食べてるつもりでしたし
サプリではなくて、ちゃんとした食べ物で栄養は摂れると思っていました。

 

 

↓去年4月の血液検査の結果です。

完全な貧血でした。

4月からは食事療法をはじめて
しっかりと食事からタンパク質と脂質を摂るようになりました。

 

↓今年1月の結果では、ずいぶんと改善されていました。

けれども、フェリチン値は38。
隠れ貧血の状態です。

 

↓先日5月の検査結果。

3月からプロテインを摂るようになったのですが
フェリチン値が82に。

なんとか貧血から脱したといえる数値です。

 

 

この先、100は超えたいと考えています。

フェリチン値についてはこちらをどうぞ。

https://terrajin.com/2018/09/23/154/

(劇的改善はありません。。。
根気よく続けるのみです…)

 

フェリチン値があがった体感としては
からだに落ち着きがあるので
精神的にも焦ることがなくなったということが言えます。

動悸が昔からよくあったのですが、それもなくなりました。

私の気の弱さからきているのだと思っていましたが
違った。栄養不足だったのかと合点がいきました。

気の弱さということは、正解でもあります。

「気」の弱さは、血も水も気も
巡っていない状態だと言えるからです。

 

感情的なアップダウンがなくなったことは
糖質を控えてしばらくした時に感じましたが
プロテインをしっかりとることで、
さらに落ち着きが増したと感じています。

 

精神的に打たれ弱いのは
気合が足りないからではなくて
栄養が足りないということでもあるかもしれません。

高齢者やこどもがキレやすい
ということが言われたりしていますが
それは、その人の本質ではなくて
内臓の不調からくるものだったりすることがあります。

 

糖質を控えて、脂質とタンパク質ミネラルとビタミンを
しっかりとること。

サプリメントの助けを得ることで
息切れしない、うごけるからだになります。

うごけるからだになったら
やりたいと思うことが、スッとできるようになります。
「飛べる」という気がするほど。

この「飛べる」体感を共有したくて
「食べること」について話すことを続けています。

ナチュレオ