イライラや憂鬱、不安、頭痛、
なんだか疲れやすい、ぼんやりしてしまう…
こんな状態になりやすいのは、気合が足りないとか意思の弱さだとかではなく
摂っている食事に一因があると考えられます。
多くの場合は貧血に至る前の「隠れ貧血」=「鉄欠乏症」なのだそう。
この本にわかりやすく書かれています。
通常、貧血であるかどうかは血液検査のヘモグロビンの値でみますが
隠れ貧血については「フェリチン」の値を見ます。
フェリチンは、鉄を貯蔵できるタンパク質。
「体内にどれだけ鉄分が貯蔵されているか」ということ。
鉄分が不足すると、体のなかに酸素が十分に行き渡らなくなるので
体が重だるい、やる気がないという状態になります。
血中ヘモグロビンが減り、フェリチンも不足した状態では
酸素を多く必要とする脳が酸欠になります。
このような症状がある場合、鉄不足が一因として考えられます!
疲れやすい
風邪をひきやすい
便秘や下痢
吐き気がする
胸が痛む
冷え性
神経過敏
髪が抜けやすい
アザが良くできる
顔色が悪い
肩こり、腰痛、背中の痛み
むくみがある
食欲不振
動悸、息切れ
頭痛、頭重
月経の異常
注意力低下、イライラ
歯茎の出血
湿疹ができやすい
特に産後のお母さんの鬱は栄養不足、
深刻な鉄不足からおこるものと考えられています。
牡蠣を育てる人たちの間で
海を育てるには森からという運動がおこなわれています。
牡蠣の養殖は海水中のプランクトン量によってその生育が左右されます。
その牡蠣が捕食するプランクトン量は
海水中のミネラル含量、特に鉄イオンが増えることで増大するそうな。
木を育てることで、土がうまれます。
その土にふくまれるミネラルが海へと流れゆきます。
海へと流れ出たミネラルをプランクトンがとりこみ
さらには魚介へ、そして私たちの口へと運ばれてきます。
こう考えると、ミネラル不足は私たちの暮らしが
土から離れてしまったことと大きく関係しているのでしょうね…
これは去年の4月に測定した私の血液検査結果です。
いろいろひどい…💧
そもそもの病気のこともありますが、それはさておき
フェリチン値はこの時点で19でした。
ふりかえると心身ともにひどい状態でしたね…。
その後、食事療法でしっかりタンパク質は摂るようにしました。
1月30日の時点でフェリチン38。
まだ低いですね。
こちらは先日5月22日に測定した結果です。
フェリチン82。
貧血状態からは脱しています。
フェリチンは50以上を目標としたいところ。
女性はおそらく大抵の方が鉄不足。
男性も、上記の症状が続く方はミネラル不足、鉄不足を疑ったほうがよさそうです。
フェリチン50に満たない方は、
鉄剤の補給だけでなくプロテインの摂取もおすすめします。
私も今年に入ってプロテインを積極的に摂るようになり、
フェリチン値に大きな変化が見られるようになりました。
鉄剤そのものは摂っていません。
摂らないほうがいいということではなく
私の場合は糖質を控えること、プロテインの補給、総合ミネラルの補給
で改善がみられたということです。
私が積極的に摂っているものは
・天日干しの塩
・海水から塩をつくる際に得られる水分にふくまれる70種以上のミネラル
・ニュージーランドの牧草を食べて育った牛の乳からつくられているホエイプロテイン
・ミネラルの吸収を促進するビタミンC
いずれもあおい薬局で取り扱っています。
プロテインは本当におすすめ。
甘味も使われていない、とても質のよいものです。
鉄不足についてもう少し詳しく知りたい方はこの本もおすすめです。
ここにいい塩がありますよ☆*:・゜∞
ミネラルバランスを崩さない塩をどうぞお求めくださいませ☆*:・゜∞
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